- 2010-03-08 (月) 19:07
今回は、クライアントを、次の2つのタイプに分けてみたい。ひとつは「お客上手」、もうひとつは「お客下手」だ。誰もが消費者であるならば、誰もが何かのサービスのクライアントであるわけだ。ならば、誰にもあてはまるお話である。
「お客上手」とは、サービスを提供する者や何かの技術者をうまくのせて、通常よりも実質的な得を得られる人。技術者だって人間なのだから、この人の為にもっとがんばりたいと思わされれば、うんとがんばる。少々利益が減ろうが構わない。技術者であることの喜びを感じさせてくれるお客様には必ず期待以上のものを提供するのだ。反対に「お客下手」は、技術者や業者への尊敬の気持ちが皆無な、「金払ってんのは俺なんだぞ!」的な傲慢な態度の客だ。こんな客のためには、いちお対応はするが当然のことながら気が乗らない。仕事はきっちりとやるが、それ以上のことは絶対にしない。利益だってきっちりもらう。もしかするとちょっと上乗せしちゃう技術者だっているかもしれない。お得な情報だって決して教えはしない。つまり、実質的な得を与えてもらえない人のことだ。
自分が何かのサービスを提供する側にまわれば、すぐに理解できるだろう。サービスや技術への報酬は「対価」という。ならばそこには対等な関係が築かれてしかり。さらに進んで「信頼関係」が確立すれば必ず得をしているはずなのだ。いずれにせよ、間違ってもお客下手になってはいけない。対価以上のものを得たいなら、凄むのでも、脅すのでもなく、お客上手になることだ。
もちろん、「業者下手」はもっと最悪であることは言うまでもないが。 皆さんも、ご注意を。
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